2013年度の支援計画

歯科健診・口腔ケア講習・地域支援「シネマの会・花プロジェクトなど」

地域支援

活動の1:仮設住宅や過疎な半島で娯楽の実施

最近はプロジェクターとパソコンがあればDVDを大画面で見ることができます
それを利用して集会場を回り、昔懐かしい映画や新作を見てもらう「シネマ会」を三陸沿岸部で行います。
協力してくれるのは岩手県の映画館の元経営者の方々で一緒に活動をすることもあります。

東京から、落語・紙芝居研究会の皆様方がそれぞれ得意な演目で一日を笑いで過ごしてもらいます


活動の2:復興ツアー 

復興ツアーは三陸の受けた被害を将来予測されている東南海地震などの警告として、岩手へ来てもらいと思っての事です
湾の形により、被害の受け方が全く違います。
あるところでは高さ10m(田老町)、あるところでは高さ34m(田野畑村)の大津波でした。

これを受けて【警告】という事をしなければと思いました。
危機は身近にあり、予測不能ですが、被災地のありさまを見てどのようにして自分の身や家族の安全をどうやって守るか。

その危機意識を持つことがもっとも大切だと思います。
被災地の現状を見て、それを自分の街の人たちへ伝えてください。
そして、危機意識を皆さんの街で共有できるように、「被災地」という言葉は、あまり使いたくないですが、被災地のその日を体験した地元の人たちと、食堂や飲食店で隣り合うことがありますから、ぜひその言葉に耳を傾けてください。

そして、ツアーの主旨はそのほかにもまだあります。
仕事が少なくなった今、観光客も減り、いろいろな海産物や生産物が風評被害にも会っています。
経済復活の協力としてツアーに参加して「仮設商店街の食堂」「仮設の飲食店街」などで「お金」を使って復興に協力をしてください。


活動の3

下記のプロジェクトにボランティア参加をされる方を募集している窓口です。
参加条件は自己完結で釜石駅まで来ていただき、事前申し込みをされた方です。


大槌・橋野町で大地の復興プロジェクト

自然と人間、人と人との絆を大切にできる持続可能な社会を実現するために活動している「NPO法人 よかっぺいばらき」さんからアドバイス受けて、景観美を取り戻す事ができるのか、12月に三陸地方を見て回りました。
そして耕作放棄地の活用による地域活性化が夢ではないこと、花が咲くことにより塩害に強い土壌となり、土地の改良ができることを知りました。。

現地で菜の花を植え広めている活動家 山田周生さん


東北大震災に他県の企業が行う支援活動を側面から支える

これまでの支援活動



2011年8月5日 ルコライン社
女性用靴・サンダル・ブーツ及びバッグの提供1100人へ

イタリアの靴ブランド会社ルコライン社様より、事務局へ東北地方への支援をしたいと相談がありました。
数量を聞きましたら1000人分以上を提供したいという事で数か所に分けての提供を提言をしましたが、一部の女性だけになってしまうのは、もったいないという事になり、一か所にポイントを定め提供をしたいという意向があり数か所提案した結果釜石市へと決定をされました。

ルコライン社(本社:イタリア)
ルコライン社HP(日本語)
詳細(釜石市より)

釜石市民からのメッセージです、9月2日に「クツの日」として罹災証明書を持った人へだけ配布されました
当日の配布の模様です、大勢の市民がブランド靴をもらえるとあって大人気でした。





2011年11月16日 一般財団法人 サンスター財団
大槌町、仮設診療所へポータブルユニット一式寄贈 HDCネット

サンスター財団HP
詳細(サンスター財団より)

10月始めに相談が入り支援の場所をまずどこにするかということから始まりました
岩手県大槌町の仮設診療所の小松先生からの連絡によりますと、県などからも様々な支援を受け広く大きな仮設診療所になったが後100万円ほどは自分たちで負担をしないとならないと前回医療チーム中里班と同行した時に聞いておりましたので、出来れば金銭的な補助をしてほしかったので大槌町を推薦しました。
その結果サンスター財団様は他とも合わせて検討の結果、大槌の仮設診療所へへポータブルユニット(携帯式の歯科診療装置)の寄贈を決めました。
当初はHDCまたは岩手県歯へ送り、どちらかで現地へ搬入をお願いしたいという事でしたが、財団のほうで直接お届けするという事になり、HDCネットからは足立副会長が出席・事務局としても名連ね佐々木が現地までの運転手・案内役をかねて贈呈式に同席と言う事になりました。

贈呈は好天の元、マスコミ各社も来場して贈呈式は当日の夕方に地元テレビ・ラジオですぐ報道をされました。

大槌町仮設歯科診療所(小松先生)によれば、最初の仮設診療所では診療台が一台なのでポータブルユニット(埼玉県歯科医師会寄贈)も併用して治療にあたったが、患者数が一日平均50人であったので機器がフル稼働で徐々に故障回数も増え、どうしたものかと悩んでいたところでの新型ポータブルユニットの寄贈は現地での「在宅歯科医療に役立つので、非常に助かった」と安ど感が一杯でした。
現在では5台の歯科診療ユニットが設置されており一日多い時で百人の患者さんが来院されているそうです。

財団理事長「本田」様から、そんなに働いて体の調子はどうですか?健康については問題ありませんか?と心配されておりましたが、小松先生(診療所責任者)は「大丈夫です」と心強い態度で答えていました。

取材時の様子

機材贈呈の関係者一同で記念写真を。

関係者一同


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